蜂の巣を自力で駆除したい!よくある失敗談3つと成功のポイント

「蜂の巣を自力で駆除したいけど、失敗したら怖いな…」
「できれば安く、安全な方法で駆除したいけど…」

蜂の巣駆除=お金がかかるというイメージから、「自分で駆除しよう!」と考える方も多いと思います。
その反面「刺されたら怖いな…。」「失敗したら嫌だな…。」という気持ちも抱えているのではないでしょうか。

私も「庭にできた蜂の巣をどうにかしたい!」という一心で、いろいろな方法やグッズを試して蜂と戦いました。しかしやってみて初めて気づく失敗ってたくさんあるんですよね…。

蜂はときに命にも関わる危険な存在。
駆除に失敗してしまったときのリスクは、とてつもなく大きいんです。

さらに失敗を繰り返すと、心も体も疲れてしまいます…。

私もどれだけのお金、時間、体力を蜂につぎ込んだか分かりません💦

「自力で駆除するぞ!」と決めたら、なんとしてでも成功させたいですよね。
そこでこの記事では、自力駆除をやってみて分かったよくある失敗談3つと成功のポイントをご紹介します!

この記事が失敗することなく蜂を駆除するための手助けになったら嬉しいです。
それではさっそく見ていきましょう!

失敗談1:蜂は飛んでいるのに巣が見つからない!

花のミツを吸うスズメバチ
<失敗談1>

家の周りで蜂をよく見かけるけど、蜂の巣がどこにあるのか分からない!
巣がないと駆除しようもないし、不安がつのるばかり…。

「蜂は確実に近くにいる…!」と分かっているのに、巣が見つからないとモヤモヤしちゃいますよね。
巣が見つからない!というお悩み、実は結構多いんですよ。
それもそのはず、蜂の巣は目立たないところにあるんです。

どんな動物でもそうですが、大事なこどもたちを育てる巣が天敵に見つかったら大変ですからね…!

また蜂を見かけた時期によって、巣の状況もすべき対応も変わってきます!
ここでは蜂を見かけた時期に注目して、巣が見つからないときのポイントを紹介していきますね。

ポイント1:3〜5月は蜂の種類と巣作りする場所をチェック!

3〜5月の春先は、女王蜂が1匹だけで巣作りをしています。
そのため働き蜂がいない初期の巣のケースが多く、比較的安全に駆除しやすいです。

「3〜5月に蜂の姿を見かける…」というときは、蜂が巣作りしやすい場所を探してみて、駆除できそうかどうかチェックしてみましょう。

蜂の種類別に巣作りしやすい場所をまとめてみました!

ミツバチ アシナガバチ スズメバチ
ミツバチの巣
アシナガバチの巣
スズメバチの巣
閉鎖空間が多い*1
  • 天井裏
  • 床下
  • 壁の隙間
  • 木の穴
  • 木の枝 など
開放空間が多い*2
  • 軒下
  • ベランダ
  • 庭木
  • 室外機
閉鎖空間・開放空間
  • 天井裏
  • 床下
  • 壁の隙間
  • 軒下
  • 木の穴
  • 庭木
  • 土の中 など

*1:開放空間に巣を作ることもあります。
*2:閉鎖空間に巣を作ることもあります。

基本的には「初期の巣を見つけたらすぐ壊す!」が大事。
駆除が遅れれば遅れるほど、巣は大きくなり、刺されるリスクが高まってしまいます。

しかし蜂の中でもとくに危険なオオスズメバチは、土の中に巣を作ります。
人目につかない場所に巣を作るからこそ、気づかずにそばを通って巣を刺激してしまう可能性も…。

また巣を作りはじめの女王蜂の攻撃性は、そこまで高くありませんが必ずしも安全とはいえません!

私の夫も3月中旬にアシナバチにふくらはぎを刺され、病院へ連れて行った経験が…。

「巣作りしやすい場所をチェックしたけど、巣が見つからなかった…。
「巣作りしている女王蜂を発見!でも蜂に近づくの怖いな…
という方は安全のためにも、ハチ駆除業者に依頼しましょう。

「どの業者に頼んだらいいのかな?」
「駆除内容にも料金にも納得できる業者にお願いしたい…!」
というあなたには、こちらの記事がオススメ!

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ぜひ参考にしてくださいね!

ポイント2:6〜7月以降は業者に依頼!

蜂の巣は「え、そんなところに!?」と思うような場所にできることもあります。
そのため「自分では駆除できない大きさになってから、巣の存在に気づいた…!」ということも…。

とくに6〜7月以降に、巣が見つからない場合は要注意!
6〜7月は毒針をもつ働き蜂が増え、巣も大きくなっています。

知らず知らずのうちに巣を刺激して刺されてしまう可能性もあるため、
身の安全を考えると6〜7月以降は、ハチ駆除業者に頼みましょう

ハチ駆除業者を選ぶときは、蜂の巣の場所が分からなくても親身になって話を聞いてくれるところにお願いするのがベストです。
例えばこちら。 
みんなのハチ駆除屋さんのサイト
しま子イチオシのみんなのハチ駆除屋さんでは、見えない場所にある巣はもちろん、部屋に迷い込んだ蜂1匹から駆除OK!

電話やメールでの相談も無料で、実際に電話をかけてみるとかなり感じがよく、そのまま現地調査に来てもらうことに。
蜂の巣の状況作業内容、さらには駆除したあとの予防策についても丁寧に説明してくれました!! また「1週間以内でしたらアフターフォローも行いますよ」とのことだったので、かなり安心できました。

「ハチ駆除業者に相談したいけど、どこがいいのかな?」とお悩みの方は、ぜこちらからみんなのハチ駆除屋さんに問い合わせてみてくださいね!

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なんと土日、祝日の問い合わせもOKみたいです!ありがたすぎる…(涙)

失敗談2:駆除の途中で刺されてしまった

蜂に刺されて腫れた手

<失敗談2>
蜂を自分で駆除しようと思ったら刺されてしまった…!
命に別状はなかったけど、痛みは強いし腕もパンパンに腫れちゃって…(泣)。

蜂の巣の駆除を試みる方の中には「自分や家族が刺されるのが怖いから、早く駆除したい!」という方が多いと思います。(私もその1人でした!)

それなのに私のように刺されてしまっては意味がないですよね。
というわけで、ここでは駆除の途中で刺されないためのポイントを3つ紹介します。

刺されないためのポイント3つ
  • 自力駆除ができる時期を知る
  • 蜂が攻撃しやすいものを身に着けない
  • 日没以降に駆除をする

それでは見ていきましょう!

ポイント1:自力駆除ができる時期を知る!

蜂の をおさえておけば、刺されてしまうリスクはグッと下がります。

さらに駆除も成功しやすくなります!

種類によっても異なりますが、蜂の活動時期は以下の通りです。

ハチの活動時期

巣が大きくなる夏〜秋は働き蜂の数が増え、攻撃性が増しています。とくに凶暴なスズメバチは、巣を少し刺激しただけで襲われてしまうことも…。
そのため6〜7月以降に自力で蜂を駆除するのはオススメできません

蜂を自力で駆除できるのは、蜂の活動が始まったばかりの3〜5月
しかし最近は3月でも気温が高い日が増えていて、蜂の活動時期が早まっている可能性もあるので注意が必要ですよ!

ポイント2:日没から夜の時間に駆除をする

蜂を駆除するときは日没から夜に行いましょう!
なぜなら蜂は基本的に、朝から日中にかけて活発に活動するからです。

活動が活発な時間帯に駆除すると、蜂を刺激し刺される可能性が高くなります。
また日中は蜂は巣の外にエサを探しに出かけているため、うまく駆除できず戻り蜂が多くなることも…。

安全かつしっかり駆除するためにも、日没から夜にかけて駆除を行うようにしましょう。

ポイント3:蜂が攻撃しやすいものを身に着けない

蜂は次のようなものを攻撃しやすい習性があります。

蜂が攻撃しやすいもの
  • 黒いもの:服、帽子など
  • ひらひらと動くもの:服、動作など
  • ニオイのあるもの:香水、ヘアワックスなど

そのため蜂を駆除するときは、黒くてひらひら動くような服やニオイのあるものを身に着けないようにしましょう。
また蜂が近くにきたからといって大きな声で叫んだり、手で振り払うなどの大きな動作を取るのはNG

蜂の興奮を高め、攻撃性が強くなってしまいます…。

蜂は殺虫剤がかかると動きが鈍くなります。
自力での駆除を試みるときは、効果が強い殺虫剤を多めに用意しておくようにしましょう。

殺虫剤選びのポイントはコチラ

それでも刺されてしまったら…

スズメバチに刺された腕
どれだけ時間帯や服装に気をつけていても、知らず知らずのうちに蜂を刺激して刺されてしまうことあります…。

そんなもしものときのために、蜂に刺されてしまったときの対処法をカンタンに紹介します!

ステップ1:巣から離れる

まずは巣の周りから離れましょう!

蜂は人を刺すときに、仲間を呼び寄せるフェロモンを放出することがあります。
またスズメバチの針は、何度でも刺すことが可能です。

蜂に何度も刺されないために、姿勢を低くしてその場から離れるようにしましょう。

ステップ2:冷水で洗い流しながら、毒を絞りだす

冷水で洗い流しながら、刺されたところをつまむようにして毒を絞りだしましょう。

ステップ3:抗ヒスタミン系の薬を塗り、できるだけ早く病院へ

抗ヒスタミン系成分を含む虫刺されの薬があれば、刺されたところにしっかりと塗り込みましょう。しかし蜂の毒は強いため、薬だけで症状は抑えづらいです…。

全身にショック症状が出るなど重症化する前に、なるべく早く病院へ!
症状が重い場合は、救急車を呼んでくださいね。

蜂に刺されたら早めの対処が肝心ですよ!

蜂のなかでもスズメバチはかなり危険な存在。 

「家の周りでよく見かけるのはスズメバチかも?」
「とにかく刺されるのが怖い…!」
という方は、無理せずハチ駆除業者にお任せするのを強くオススメします。

スズメバチの中でもとくに危険なオオスズメバチは、プロですら命がけなんだとか…。
「怖い思いや痛い思いを絶対にしたくない…!」という方は、ぜひハチ駆除業者に相談してみてくださいね。
しま子が厳選した蜂駆除業者3社はこちら!

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失敗談3:駆除後に再び巣を作られた

<失敗談3>
せっかく蜂の巣を駆除したのに、蜂がまだ飛んでいるし巣を作り始めている…!
毎年のように巣をつくられてやっと蜂に悩む日々から解放されたと思ったのに、いったいどうして?

せっかく駆除をしたのに、再び巣を作られたらなんだかやりきれない気持ちですよね…。
ここでは駆除をしたあとに2度を巣を作らせないためのポイントを3つ紹介します。
3つのポイントはこちら!

蜂に巣を作らせないポイント3つ
  • 殺虫剤をまく
  • 引っ越し前の巣も駆除する
  • 春先の巣作り対策を万全にする

さらに詳しくみていきましょう!

ポイント1:殺虫剤をまいて戻り蜂対策を!

「戻り蜂ってなに?」
巣を駆除するときにエサを探しに出かけていたり、驚いて逃げてしまっていた蜂が、巣のあった場所に戻ってくることがあるんです。

この駆除しきれずに戻ってきた蜂のことを、戻り蜂といいます。

戻り蜂は攻撃性がかなり増していて、せっかく巣を駆除しても戻り蜂に刺されるという被害も少なくないんです…。

大事な家がなくなっていたらそりゃ怒って刺しちゃいますよね…。

女王蜂を取り逃したり、戻り蜂の数が多いと同じ場所に巣が作られてしまう可能性があります!
とくに働きバチが増える夏以降は、駆除したあとの対応が大事です。

戻り蜂の数が少なければ(1〜3匹程度)、殺虫剤での駆除するようにしましょう。
巣があった場所に殺虫剤をまいておけば、巣作りの予防にもなります。

殺虫剤選びのポイント3つ
殺虫剤を選ぶときは、次のようなポイントに沿って選びましょう。
  • 噴射距離が長い
  • ピレスロイド系の有効成分が含まれている
  • 容量が多い
殺虫剤はネットでも手に入りますよ♪
スズメバチを駆除するときは「適用害虫」の欄にスズメバチが書かれているかをチェックしましょう。

殺虫剤を使うときは、火気をともなうグッズとの併用はNGです。 実際に蜂駆除で火事を起こしてしまったニュースも…。

かやぶき屋根の下にあるスズメバチの巣を駆除するため、可燃性の殺虫剤をまいた上、煙を発生させる駆除用品の導火線に点火。誤って建物に燃え移らせて全焼させた

安全に駆除するためにも殺虫剤を使うときは、注意書きをよく確認してくださいね!

[+] もっと詳しく

戻り蜂の数が多い(3匹)以上のときは、自力での駆除はオススメしません…!
攻撃性が増している蜂に集団で襲われる可能性も…。

「戻り蜂がたくさん飛んでいて怖い…!」
というときは、ムリせずハチ駆除業者に相談してみましょう。

ポイント2:引っ越し前の巣を見つけて駆除する!

ミツバチや一部のスズメバチなど、引っ越しの習性をもつ蜂もいます。
とくにスズメバチは、土の中の見えない場所から、家の軒下などに引っ越すことが多いです。

はじめは人目につかないような場所で巣作りをし、働き蜂の数が増えてくると広い場所を求めて引っ越しするんですね…!

「巣を駆除できた…!」と思っても、その巣は引っ越し後の巣の場合も。
根本的に蜂の巣を駆除するには、もとの古い巣を駆除する必要があります!

しかし引っ越し前の巣を見つけるのは、かなり難しいんですよね…。

ハチ駆除業者にお願いすれば、引っ越し前の巣もしっかり駆除してくれます。
また巣を作られないための対策を教えてくれることもあるので、まずはご自分の状況を相談してみましょう。
「どんな業者に相談すればいいんだろう?」
とお悩みの方は、しま子オススメの蜂駆除業者をこちらからチェック…!

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ポイント3:春先の巣作り対策を万全に!

3つめのポイントは、そもそも巣を作られないようにするというもの。
そこでカンタンにできる巣作り対策を3つ紹介します。
 

カンタンにできる!巣作り対策3つ
  • 巣作りしやすい場所に殺虫剤をまく
  • 蜂トラップをしかける
  • フェイクネストを設置する

いずれも女王蜂が1匹で巣作りをする、3〜5月の春先に行いましょう!

「毎年のように蜂が巣を作って困る!」という方、必見ですよ!
【対策1】巣作りしやすい場所に殺虫剤をまく

蜂が巣を作りやすい場所に、殺虫剤をまいておきましょう。

「殺虫剤って巣作り対策にも効果があるの?」 と思うかもしれませんが、バッチリ効果ありです!
殺虫剤は蜂が嫌がる匂いや成分が含まれています。 そのため、巣を作りやすい場所に殺虫剤をまいておけば蜂が逃げていくことも…!

雨がふると効果が薄れてしまうので、定期的にまくようにしてくださいね。

また巣を作りやすい場所に、水をまいておくのも効果的!
蜂は雨や風をしのげる場所に巣を作るので、水をまいておけばその場所を避けるようになりますよ。

【対策2】蜂トラップをしかける

「蜂トラップって?」
蜂トラップとは、おもにスズメバチを捕まえるためのトラップです。
このようなペットボトルで手作りできるものもあれば…。

こちらのように市販のものもありますよ!

ハチ捕獲器 激取れ
価格

¥1,210

容量

2個入

メーカー

カダン

Amazonで購入する
※2020/05/14 16:30時点のAmazon価格です。

蜂トラップはあくまで女王蜂をつかまえて、巣作りを防止するためのもの。
毒針を持った働き蜂が増える6月以降に設置するのは、蜂を必要以上におびき寄せることになるので危険です…!

必ず女王蜂が一匹で巣を作りはじめる3〜5月頃に設置するようにしましょう。

【対策3】アシナガバチに効く!?フェイクネスト

少し前ですが、こちらのツイートが話題に。

アシナガバチは縄張り意識が強いです。
そのため蜂の巣に見立てたフェイクネストがあると「ここは他の蜂の縄張りだ…!」と思い、そこに巣を作るのをあきらめることがあります。

「毎年アシナガバチが同じ場所に巣を作って困る!」

というときは女王蜂が巣作りする前に、フェイクネストを吊るしてみましょう。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!
よくある自力駆除のトラブルは次の3つでした。

  • 巣が見つからなくて駆除できない
  • 駆除の途中で刺される
  • 駆除後に再び巣が作られる

しま子もいろいろ試したけど、やっぱりハチ駆除業者に頼むのが1番安全で確実な方法だと思いました…。

小さな巣であれば思ったよりも値段が抑えられることもあります。
また駆除が完了したあとに、巣作り防止策についてアドバイスをもらえたり、アフターフォローもあるので安心!

「自力で駆除するぞ!」という心意気は素晴らしいですし、気持ちはよーくわかります!
しかし危険な目にあわないためにも、まずはハチ駆除のプロに相談してみましょう。

「でもどの業者に相談したらいいんだろう?」
「ぼったくりに遭ったら嫌だし、確実に駆除してくれる業者がいい!」
というあなたのために、しま子がオススメのハチ駆除業者を厳選して3社ご紹介!
 

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自力駆除で失敗するのが怖いな…という方は、要チェックですよ!
この記事を読んだあなたが、トラブルにあうことなく蜂の駆除に成功しますように。

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