【冬のハチ被害!】ハチの冬の過ごし方と巣を見つけた時の対処法

更新日:2020年7月21日
冬の蜂の巣

「ハチって冬は見かけないけど、冬の間に巣を撤去しても大丈夫?」
「ハチって冬場はどこで何をしているの?」

ハチは冬になるとあまり見かけなくなりますよね。
ハチがいない間に、なるべく安全に巣を撤去したい!そう思っていませんか?

こんにちは!ハチと仁義なき戦いを繰り返す専業主婦、しま子です。

私は「冬になれば駆除なんて楽勝〜!」と呑気に考えていました。
でもどうやらハチは冬でも人間を刺す場合があるみたいなんです!

冬なのにハチが刺すってどういうこと?!

そう思い、実際に冬にハチ被害があった件数や事例もしらべてみました。
私のように冬だからって油断している方は、とくにチェックしてみてくださいね!

ここでは以下の3点についてご紹介します。

  • ハチの冬の過ごし方
  • 冬に巣を撤去する方法
  • 冬にハチが刺す事例

これを読んで、冬のハチ対策・巣の撤去の参考にしてもらえればうれしいです!

蜂バトルのコンセプト
ハチに関するギモンをまるっと解決

当サイト(蜂バトル〜主婦が本気で蜂駆除してみた〜)は、蜂の巣駆除に魂を燃やす専業主婦・私しま子が、蜂との戦いの日々で得た経験やノウハウをご紹介するサイトです。

「ハチ駆除に効果的なグッズってどれ?」
「業者に駆除を頼みたいけど、一体どこに頼めばいいの?」

そんなハチに関するギモンをまるっと解決!

蜂バトルの3つのルール
  • 数ある業者を調査・厳選し、おすすめのハチ駆除業者をくわしく解説!
  • 駆除の方法・駆除グッズの使用方法など、
    実際に試して効果があった方法を紹介!
  • ハチの生態など基礎知識は、専門家にお聞きして信頼ある情報を掲載!
即駆除したい!という方へ 厳選ハチ駆除業者3社を見る

ハチは冬の間どうしているの?

枯れ葉にとまる蜂

スズメバチとアシナガバチの場合、冬になると新たな女王蜂だけが生き残ります。
一方働き蜂はというと…みんな死んじゃうんだそうです。

寒がりにもほどがありませんか?!

ちなみにミツバチは、女王蜂と働き蜂が一緒に集まって冬を越すとのこと。

  • スズメバチやアシナガバチの冬

    働き蜂は寒さに耐えきれず、冬になると死ぬんです。
    古い女王蜂も寿命で死んでしまいます。
    生き残るのは来年女王蜂になるハチだけ
    彼女は、子孫を残すため生き残ります。
  • ミツバチの冬

    働き蜂も女王蜂も一緒に冬を越すそうです。
    巣ではハチ同士が体を寄せ合って「おしくらまんじゅう」のように温度を維持します。

両者の違いは、生き残るのは女王蜂だけなのかそうでないのか、という点みたいですね。

冬眠する女王蜂の冬の過ごし方

たった1匹になった女王蜂は巣を離れて冬眠します。
スズメバチやアシナガバチの女王蜂はもともと暮らしていた巣を離れて、次のような暖かい場所に移動して冬を越えるそうです。

  • 朽ちた木
  • 倒木
  • 土の中
  • 民家の軒下
  • 洗濯物の中

「せ、洗濯物の中?!」
とびっくりしませんでしたか?

なんと、ベランダに干している洗濯物の中で女王蜂が暖をとることもあるみたいなんです!

ベランダのような洗濯物を干す場所のちかくにハチの巣がある方はとくに、洗濯物を取り込む際はお気をつけください!

ハチの一年間のうごき

ハチが活発な時期は、7月〜9月頃です。
ただ、種類によって越冬する時期や活発になる時期、寿命が異なります。

だいたいこの時期になると、それぞれのハチは活動をやめて大人しくなります。

<ハチが大人しくなる時期>

  • スズメバチ

    11月頃、働き蜂は死んで女王蜂だけ冬眠をする。
  • アシナガバチ

    9月頃、働き蜂は死んで女王蜂だけ冬眠をする。
  • ミツバチ

    11月頃、働き蜂と女王蜂は一緒に巣で越冬する。

では、それぞれのハチの一年間の動きを月別にみて、とくに活発な時期をチェックしましょう。

スズメバチの場合

スズメバチ

スズメバチが活動をする時期はおおよそ5月〜10月頃です。

スズメバチの1年
1月 12〜3月頃まで、女王蜂は冬眠しています。

この時期、巣の中は空っぽです。

冬眠から目覚めた後にもともと暮らしていた巣に戻ることはありません。

2月
3月
4月 4月になると 女王蜂は冬眠から目覚め 、新たな巣を作り、産卵を始めます。
5月 5〜6月にかけて働き蜂が羽化しだし、巣が大きくなっていきます。
6月
7月 7〜10月にかけて巣はどんどん大きくなり、スズメバチは活性化します。

ハチに刺される件数がもっとも多く なるのはこの時期です。

8月
9月
10月
11月 寒くなるにつれて、働き蜂は死んでいきます。

女王蜂は冬眠の準備を始めます。

12月 女王蜂は冬眠します。

まれに12月まで巣の中にハチが残っている場合もあります。

アシナガバチの場合

アシナガバチ

アシナガバチが活動をする時期は6月〜8月頃です。

アシナガバチの1年
1月 10月〜3月頃にかけて、女王蜂は冬眠しています。

この時期、巣の中は空っぽです。

冬眠から目覚めた後にもともと暮らしていた巣に戻ることはありません。

2月
3月
4月 4月頃になると女王蜂は冬眠から目覚め、新たな巣を作り、産卵を始めます。
5月 暖かくなってくると働き蜂が羽化し始め、巣が大きくなっていきます。
6月 6〜8月頃にアシナガバチは活発になります。

ハチに刺される件数がもっとも多くなるのはこの時期です。

7月
8月
9月 9月に入るとほとんど活動をしなくなり、働き蜂は死んでいきます。

女王蜂は冬眠の準備を始めます。

10月 女王蜂は冬眠します。
11月
12月

ミツバチの場合

ミツバチ

ミツバチが活動をする時期は2月〜10月頃です。

ミツバチの1年
1月 11〜2月頃にかけて、ミツバチは冬越しをします。

女王蜂も働き蜂も一緒に巣で体を寄せ合って温め合います。(この状態を蜂球といいます。)

2月
3月 立春を過ぎると、女王蜂の産卵が始まります。

暖かい日は働き蜂が花粉を求めて巣の外に出るようになります。

4月 春になると花の蜜を求めて活発に動き回るようになります。
5月
6月 6月頃は1年間でもっともミツバチの数が増える時期です。新しい女王蜂は働き蜂をつれて新たな巣へ引っ越します。
7月 朝や夕方の涼しい時間帯に動き回ります。

日中は日陰や巣で休んでいることが多いです。

8月
9月 9月頃、涼しくなると増殖を始めます。

スズメバチがミツバチを襲う時期でもあり、ミツバチはやや攻撃的になっています。

10月 冬越しの準備を始めます。
11月 蜂球になり、冬越しを始めます。
12月

冬の間に蜂の巣を撤去すべき?

スズメバチの巣

個人的には、どちらかといえば撤去した方がいいと思います。

女王蜂は冬眠から目覚めると、もといた巣に戻らず新しい巣を作ります。古巣に蜂が戻ってくることは基本的にありません。

ただ大きい巣(40〜50cm)の場合、まれに鳥などの別の動物が住み着く可能性があります。

古巣をそのままにすることで知らない間に別の動物が大量に増えてしまうこともあるので、撤去するに越したことはないと思います。

ハチの巣の見栄え的にも、なんだか怖いですしね!

冬の間にできる巣の撤去方法

冬場の巣の中身は空っぽなので、巣の撤去自体は比較的カンタンです!
古巣を撤去するための準備物と手順はこちらです。

<準備物>

  • 白い服
  • 殺虫スプレー
  • ゴミ袋

<巣を撤去する手順>

  1. 巣の中にハチがいないことを確認するため、巣に殺虫スプレーを十分にふきかけます。
  2. ハチが完全にいないことを確認したら、ゴミ袋を巣にかぶせ、そのままはがし取ります。
  3. 巣を撤去したあとの場所にも殺虫スプレーをまいて、ハチの再来を予防します。

もし生き残りのハチがいた場合、巣があった場所にハチが飛び回ります。
巣を撤去されたことで攻撃的になっているので、見つけた時は絶対に近づかないようにしてください。

冬でもハチ被害はあります

冬になるとハチは活動をやめるとご紹介しました。
しかし、「冬になればハチに刺されることはない!」と思ったらおおまちがい。

なんと、越冬中の女王蜂が人間を刺す場合があるらしいんです…!
冬の蜂被害件数のグラフ

(参考:『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』p44)

この前読んだ本に書いてあった表をグラフにしてみました。
1980年から2018年の38年間のなかで、冬にハチに刺された件数を表したものです。

11月から2月の冬時期にもかかわらず、被害件数がゼロじゃない事にびっくりしました…。
働き蜂はみんな死んでるはずなのになぜ?!

この被害のほとんどは、女王蜂のハチ刺しによるものだそうです。

さらに近年は暖冬の傾向があるので、そのぶんハチが活発な時期も長くなっているのではないでしょうか…。

全然安心できない…。

冬にハチ被害にあった事例

同じ本に、冬のハチ被害事例が載っていたので引用します。

1988年1月中旬、その日は正月明けの行事である「どんど焼き」の日で、消防団員が日の後始末、点検をするのがしきたりになっている。そのため30代の男性は、陽当たりのよい廊下の壁にかけておいた消防団のハッピを着て見まわりに出かけた。
間も無く右肩に灼けつくような痛みを感じて、思わずハッピを脱いだところ、クマンバチ(キイロスズメバチのこの地方の俗称)が1匹ポトリと落ち、のろのろと動いていたという。

来診した男性の右肩には、ハチ刺しと思われる発赤腫脹を認めた。夕暮れ迫るころであったので、翌日ハチを確かめに現場に出向いてもらったが、いかんせん車の往来する路上のことであり、残念ながら見つけ出すことはできなかった。

(引用元:『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』p47)

まさか服の中に紛れているとは思いませんよね。
自分や家族の服に入っていたら…と考えるとゾッとします。

この男性は死に至ることはなかったみたいですが、取り返しのつかないことになってしまわないためにもお互い細心の注意を払いましょう…!

最も安全なのは業者に依頼すること

ここまで調べてみて一番安全に巣を撤去する方法は、業者への依頼だと思いました。

自力でのハチ駆除は、季節に関わらず高いリスクが伴われます。
とくに冬は「安全に決まってる!」と油断してしまいがちなのでかえって危険かもしれません。

ハチの行動やリスクに詳しい、こちらのようなプロの業者に一度相談することをおすすめします。
ハチ駆除業者選びのポイントや、オススメのハチ駆除業者はこちらの記事でくわしく紹介していますよ!

rankバナー

まとめ

冬にまつわるハチの行動や巣の状態、危険性についてご紹介しました。
今回おさえてほしいポイントは以下の4点です。

  • スズメバチやアシナガバチは、冬になると女王蜂以外死んでしまう。
  • ミツバチは、女王蜂も働き蜂も一緒に冬越しをする。
  • ハチの古巣を放置すると、別の動物が住み着く可能性もある。
  • 冬でもハチ刺し被害はある。

ハチには活発な時期とそうでない時期があります。
しかし、だからといってハチの危険性が無い時期はありません

季節関係なく、ハチに怯えず安心して過ごせることを願っております!

免責事項