「最近外でハチを見かけるけど、刺されたらどうしよう…不安…。」
「何のハチかはわからないけど、庭に巣がある(泣)一体どうしたらいいの?」
家のまわりでハチを見かけると不安になってしまいますよね…。
でも実際、ハチの種類ってなかなか見分けられないですよね…。
そこでこの記事では、
「怖くて巣に近づけない…!」
「もっと手っ取り早く対処法を知りたい!」
という方のために、季節ごとのよくあるトラブルとその対処法をお伝えします!
季節ごとのハチトラブルと解決法・予防法がわかれば、ハチの種類がわからなくとも安心ですよね♪
これを読んでハチの対処法がわかり、トラブルにも落ち着いて対処し、安全な毎日を送りましょう!
それではまいります。
ハチの1年間:攻撃性のピークは夏〜秋
まずは前提として知っておきたい、ハチの活動時期から解説していきます。
よく家に巣をつくり、刺す危険があるハチはスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの3種類です。
年中ずっと活動しているわけでなく、必ず攻撃性が高くなるピークの時期があります。
図に大まかにまとめてみました。

ハチの種類も載せましたが、完璧に見分けられなくてOKです!
たとえばミツバチなら、「小さくて大人しいので、刺されることはあまりない」ぐらいの認識で◎
これを見るとわかる通り、だいたい夏〜秋がハチの危険時期になっています。
- 働き蜂の数が増え、刺される確率が上がるため
- 巣が大きくなり、巣を守るためにハチの警戒度が上がるため
- 秋はエサとなる虫が減り、エサを求めて殺気立つため
このような理由で、夏〜秋は刺されるリスクが高いんです。
また種類によっても微妙にピークが違うので、そこも注意しましょうね!
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いかがでしょうか?
ハチの危険な時期がざっくりと確認できましたか?
次からは季節ごとのハチの状態と、それにより起こるトラブル、その対処法と予防法をお伝えしていきます。
※クリックするとそれぞれの項目にジャンプできます。
春(3~5月):巣作り・分蜂に注意!

春のスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの行動をまとめました。
スズメバチ、アシナガバチ | 女王蜂が冬眠から覚め、1匹で巣作り・出産をする。
このときの女王蜂は目覚めたばかりで体力もなく、途中で死んでしまうこともある。 |
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ミツバチ | スズメバチ・アシナガバチより早く出産を始め、急速に働き蜂が増える。
働き蜂が増えすぎて巣に収まりきらなくなると、新女王蜂が働き蜂を連れて引っ越しをする(分蜂) |
このハチの行動で起こるトラブルと対処法と予防法をご紹介します。
トラブル1:ハチがウジャウジャ群がっていた!

画像のようにハチが群がっているのは、ミツバチが引っ越し(分蜂)途中で休憩しているため。
ウジャウジャしていてびっくりするかもしれませんが、分蜂中のミツバチはかなり大人しいので安心してください。
これは元の巣を離れるとき、蜜をたくさん食べて満腹状態のためです。
分蜂途中のミツバチの対処法:2,3日様子を見る
あくまで休憩しているだけなので半日〜2,3日もすれば、分蜂先に飛び立ちます。
それまで温かい目で見守りましょう。
トラブル2:家や庭に巣が作られた!

春に1番多いのがこの巣作りトラブルです。
1匹のハチ(女王蜂)が巣作りしていたら、スズメバチかアシナガバチの巣。
複数の小さハチが巣作りしていたら、ミツバチの巣と見ていいでしょう。
- スズメバチ:土の中、床下、木のウロ、屋根裏、軒下など。
- アシナガバチ:街路樹、植木、ベランダなど。
- ミツバチ:屋根裏、床下、壁板の裏などの閉鎖空間。
巣にハチが1匹しかいないときの対処法
刺す危険があるスズメバチ・アシナガバチですが、女王蜂が1匹しかいないときは、自力でも比較的カンタンに駆除できるんです!
やり方はこちら。
- 念の為肌は出さないようにして、全身白っぽい厚手の服を着る。
- 巣や巣の周りに殺虫スプレーを噴射する。
- 2〜3時間後、女王蜂が死んだのを確認してから、巣にごみ袋をかぶせて外す。
- そのままゴミに出す。
自力駆除できるのは、あくまでも巣が小さくて働き蜂が生まれていないときだけ。
働き蜂がいると一斉に攻撃してくるので大変危険です!絶対しないでくださいね!
女王蜂1匹だけで、刺される危険はかなり低いといっても、絶対刺されない!とも言いきれません…。
ミツバチが巣を作っているときの対処法
ミツバチの場合、そのまま駆除するor養蜂家に引き取ってもらう方法があります。
ミツバチはなんとなくかわいいイメージがあるため、「駆除するのはかわいそう…。」と思われる方も。
そんな方は養蜂家に引き取ってもらいましょう。
ハチの種類に関係なく、放置すると巣はどんどん大きくなり、働き蜂も増えるため、早めに対処しましょうね。
春に巣を作らせないための予防法
春は巣を駆除しやすいとはいえ、最初から巣を作らせないのが1番です。
巣作りを防止するために、巣が作られやすい場所に以下の対策をしましょう。
- 忌避剤を撒く(スプレーを噴射する)
- トラップを設置する
軒下、庭木、車庫の中などの巣が作られそうな場所に、1〜2週間に1回ぐらい撒くようにしましょう。
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夏(6~8月):巣の引っ越しに注意!

スズメバチ、アシナガバチ | 働き蜂が増えてくると、女王蜂は出産に専念し、幼虫のお世話や巣の増築は働き蜂の仕事になる。
巣もどんどん大きくなり、エサを求めて働き蜂は活発に飛び回る。 攻撃性・威嚇性も増し、危険度が上がる。 |
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ミツバチ | ミツバチは暑さに弱いため、昼間はあまり活動しない。
朝夕の涼しい時間に花粉集めに飛び回る。 |
トラブル1:春はなかったのに、いつのまにか巣が作られた!
ある日突然巣が作られた場合、スズメバチの一種・キイロスズメバチの仕業かもしれません。
キイロスズメバチは、巣をまるごと引っ越しする習性を持っているためです。
キイロスズメバチは、はじめは狭くて安全な場所(木のウロ、土の中)に巣を作ります。
だんだん暖かくなって働き蜂の数も増えた頃、もっと大きい巣を作れるよう、家の軒下やベランダなど広い空間に引っ越すのです。
夏に巣を発見したときの対処法
元々の巣と、引越し先の巣を一緒に駆除する必要があります。
引っ越し先の巣だけ壊しても、また同じ場所に巣を作られてしまう可能性があるためです。
この時期のスズメバチは数も増えて攻撃性も増しているため、必ずプロのハチ駆除業者に駆除してもらいましょう。
以前、ハチ駆除業者の人に聞いたことがあるのですが、「引っ越し前の巣は土の中にあったりするので、見つけるだけでも結構難しい。」とのこと。
無理して刺されてしまう前に、早めに業者に駆除してもらいましょうね!
トラブル2:庭でハチがずっと飛んでいる!
庭に巣が作られているサインかもしれません。
ずっとハチが飛んでいるのは、巣に外敵が来ないか監視している可能性が高いです。
このようにハチが飛んでいるのを見て、ようやく巣を発見するケースも多いんです。
ですがこの時期になっていると、アシナガバチの危険度がピークに…!
普段は大人しいアシナガバチですが、夏は巣の近くにいるだけでも襲われることもあるので、興味本位で近づかないように!
自力駆除は絶対NGですよ!
夏に庭でハチがずっと飛んでいるときの対処法
まずは庭のどこに巣があるのか見つけなければなりません。
探している途中に刺されてしまうことも考えられるので、巣探しも含めてハチ駆除業者に依頼するのをオススメします。
ちなみに、わたしのオススメはみんなのハチ駆除屋さんというところ。
対応も丁寧で、作業前に料金の内訳をくわしく説明してくれるので、お金にシビアなわたしでも納得できました!
今の「巣が見つからない!」という状況を相談すれば、駆除経験豊富なスタッフさんが確実に見つけて駆除してくれるはずです。
アフターフォローも1週間あるので、駆除後も不安なことがあれば相談できるのでかなり安心ですね!
一度相談してみて損はないですよ♪
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秋(9~11月):スズメバチ・ミツバチの攻撃に注意!

スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの秋の行動はこちら。
スズメバチ | エサが少なくなり、ミツバチを捕食することも。
働き蜂の数、攻撃・警戒レベルがピークに。 |
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アシナガバチ | 〜10月、営巣が落ち着く。 新女王蜂・雄蜂が生まれる。
その後交尾し、新女王蜂は越冬場所へ移動する。 |
ミツバチ | 涼しくなり再び活発になる。
スズメバチから攻撃を受けたとき、集団でスズメバチに抱きつき、体温を上げて蒸し殺す(蜂球) |
トラブル1:大きくなった巣を見つけた!
この時期になると巣もかなり大きくなっていて、大きいものだと直径80cmになることも!(キイロスズメバチの場合)
大きくなった巣を見つけたときの対処法
必ずプロのハチ駆除業者にしてもらうようにしましょう。
とくにスズメバチの攻撃性はかなり高まっています。
刺される前に、早急に業者に駆除してもらうのがオススメです!
家族が刺されるのももちろん心配ですが、もしご近所さんや通行人が刺されてしまうと、トラブルに発展してしまいます。
元々ハチの巣があることを知っていて、まわりに危険が及ぶ可能性があるとわかっていながら放置した場合、損害賠償責任を負わなければなければなりません。
ケースバイケースにはなりますが、早めに対処するのが得策ですよ!
トラブル2:登山中ハチに遭遇してしまった!
スズメバチは登山道から外れた木や土の中に巣を作ることが多いですが、エサを探しに飛び回っているときに遭遇してしまうことも。
ピクニックや遠足でハチに出会ったらパニックですよね…。
この時期は捕食対象の虫も減り、スズメバチはかなり気が立っています。
働き蜂の数も増えたり新女王蜂も生まれたり、何としてでも巣にエサを持ち帰らなければならない状況。
加えてオオスズメバチに捕食されるかもしれないため、警戒・攻撃レベルともにピークになります。
山でハチに遭遇したときの対処法
しゃがんで姿勢を低くし、飛び去るのを待ちます。
ずっと頭上を飛び回っている場合、ゆっくり・静かにその場を後ずさりして離れましょう。
スズメバチが敵から攻撃を受けたと判断し、体からフェロモンを出して仲間を呼び、大勢で襲いかかる習性があるためです。
ハチに刺されないための予防法
山に入るとき気をつけるポイントはニオイ・色・振動です。
・汗はすぐ拭く。
・ジュースや食べ残しはすぐ袋に入れて封をする。
・香水やをつけない。
・バッグや帽子、ジャンパーなどは白っぽいものにする。
・肌を露出しない。
・騒がず静かに歩く。
・登山道を外れない(ヤブをつついたり茂みを分け入ったりしない)
もし刺されたら:すぐ病院へ(行けない場合応急処置をする)
こちらがどんなに対策していても、刺されてしまう可能性はもちろんあります。
そんなときは焦らず、でも迅速に安全な場所まで逃げましょう。
すぐ病院に行くことをオススメしますが、下山に時間がかかる場合、以下の応急処置をします。
<応急処置>
- 刺されたところを流水で洗い流す。
- ポイズンリムーバーや指でつねって毒液を絞り出す。
- 虫刺されの薬を塗る。
すぐ下山して皮膚科がある病院にいきましょうね!
ちなみにポイズンリムーバーとは、このような器具のことをいいます。
これを使うと毒液を絞り出しやすくなるため、登山するとき用意しておくと安心ですね!
冬(12~2月):女王蜂の攻撃に注意!

どのハチも活動を終え、越冬するために冬眠・冬ごもりをします。
スズメバチ、アシナガバチ | 新女王蜂のみ越冬する。 |
---|---|
ミツバチ | 女王蜂は働き蜂とともに越冬する。
冬眠はせず、温めあいながら越冬場所の温度を維持して過ごす。 |
トラブル:木に巣がぶら下がっていた!どうしたらいいの?

「冬にハチの巣って駆除していいの?」
「刺されないか不安だな…。」
ご安心ください。
スズメバチ、アシナガバチの巣は、冬の間空っぽになるため、比較的カンタンに自力で駆除できちゃうんです!
次の年もまた使われる…なんてことはないですが、他の生き物のすみかになってしまうことも。
早めに撤去するのがオススメです!
冬の巣を駆除する方法
雪が積もって駆除しにくくなる前に撤去しましょう!
撤去方法はカンタンで、3ステップで完了です。
- 念の為、巣の中に殺虫スプレーを噴射する。
- そのあと巣にゴミ袋をかぶせて、そのまま巣を外す。
- ゴミとして捨てる。
コラム:冬でもハチ被害はある!?
(参考:『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』p44)
こちらは『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』という書籍の44ページ目、<冬のハチの被害件数>をグラフにしたものです。
これを見ると分かる通り、実は冬でもハチ被害は報告されているんですよね…。
「巣にハチはいないのになんで?」と思われるかもしれません。
実は冬のハチ被害は、ほぼ女王蜂によるもの。
原因の一つとして、近年暖冬で暖かい日が続き、ハチの活動期間が長くなっていることが考えられます。
また冬眠中の女王蜂を刺激しないよう、木の穴をつついたり土を掘るのはやめましょう。
冬でも油断せずにいきましょうね!
まとめ
いかがでしょうか?
ここまで春夏秋冬ごとの、よくあるハチトラブルをお伝えしました。
突然ハチと出会ったり巣が作られたりしても、事前に対処法を知っておけば落ち着いて対応できますよね。
ここで紹介した対処法や予防法をぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
「夏・秋にハチの巣を駆除したい!」という場合は、安全のために業者に依頼しましょう。
この記事を読んだあなたが、突然ハチに遭遇しても落ち着いて対処し、ハチ被害に悩まない毎日を送れるよう祈っています!
しま子でした。